2014年3月30日平和教育学習会・懇談会参加者より

・紙芝居の持つ伝える力がこんなにも大きいものだったのかと認識を新たにしました。また、映画については、基本的な福島の原発に関する問題として、私たちが知らなくてはならないものであると思いましたし、広げて行きたいと思いました。

・紙芝居:この取り組みについてはマスコミ等を通して聞いてはいましたが、実演を見せていただいて大変感動しました。ありがとうございました

 映画:低線量被曝について単に怖いというイメージを持つだけでなにもしないよりも、現状でできる対応について学ぶ必要があることを知りました。

・とてもためになりました。原爆のことについて何も知らなかった、情報を得ようとしなかった自分が怖くなりました。これからは自分で情報を得る努力をし、それから発信していくことをしていきたいです。また、マスコミ(メディア)についてもいろいろ考えさせられました。「真実」とは何なのでしょう。どうして伝わらないのでしょう。不思議で不思議でたまりませんでした。

・紙芝居と映画でみんなで話し合う、とてもよいことだと思いました。

・紙芝居も映画も一度見ていました。もう一度見るつもりで来ました。その時から時間が経ち、福島の方をはじめ東北の方々と関わる中で、他人事とは思えない状況になっています。紙芝居のように「生」だから伝わりやすいものがありますね。知識は必要ですが、「このことを伝えるんだ」という一つのことを伝えるには、紙芝居のような言葉が少ないものがよいこともあると思います。

・どう伝えるかの前に何を伝えるかを整理しないといけないと思いました。保養で初めてピリピリしない中で本音がさらけ出せる日々を強いられている方々に、何ができるか、子どもたちを守るために何ができるか考えたいです。保養を何かお手伝いできたらと思います。広島で親子のアウトドアサークルを開いているので、広島に避難してこられた親子や、年数回の東北からの保養に、広島に来られる親子をサポートしたいと思いました。

・福島の方々が健康面でも精神的にも経済的にも大変な目に遭っておられることに対するサポートはもちろん様々な方法でするべきと思う。しかしそれだけでなく、広島でも長崎でもビキニ環礁でもそのほかの核実験場でも各地のウラン鉱山でもチェルノブイリでも、世界中の報道されていない原発事故現場でも、今原発内で働いている人々にも、同じような核の被害が続いてきたのに、いつまでも「経済の発展」や「自国の安全保障」のためにという嘘に騙され続けてきた世界中の多くの人々が、経済だけでなくこの地球のすべての生命体の存続と世界のすべての国の安全保障を危険に晒している核兵器や原発をなくすことにもっと本気で取り組まないと、この災害はいつまででも繰り返され、取り返しのつかないほどこの惑星が汚れてしまうだろう。そしてDNAが破壊され身体の異常や知能低下というハンディキャップを背負わされる新しい世代にとってはますます問題を解決するのが難しくなるかもしれない。いや、むしろ知能や学歴が高いはずの人たちがこのような世界を滅ぼす方向に、科学や政治の力を使ってきたのだから、シンプルに「危ないものは使わない」と思ったら、それを命や健康には代えられない「金」というものに惑わされずに、行動に移す人が増えたほうがよいのかもしれない。

・福島に行ってサポートするという行動はしたくてもできない人は大勢いると思う。これから子どもを産む人、まだ養うべき家族がいる若い人など、内部被曝の危険を考えると難しいと思う。それでも何かのサポートをしていくには、福島の人にたとえ一時期でも保養にきてもらう支援をするとか、移住してこられた方々を支援するとか、直接支援している団体を支援するとか何かできることを実行するしかない気がする。できるだけ多くの人に事実を知らせる活動をすることも大事と思う。「福島の原発事故で癌にはならない」というあきれた嘘に騙されない人を増やすことも必要だと思う。

・もっとこのような懇談会に参加していきたいです。

・教育者のことだからしょうがないと思いますが、「平和教育」以前に大人を含めて、すべての人が「フクシマ」を学ぶべきです。

・このような学びの場が続けられていることに励ましを感じました。

・懇談の時間が少ないので、もっと時間を増やしたほうがよいと思う・

・先日、江波のシュモーハウスに行って、ボランティアさんの解説を聞いて大変勉強になりました。シュモーハウス見学なども企画してみると面白いと思います。