これからの平和教育~未来を創るための提言 パネルディスカッション

2013年1月28日に寄せられた会場からの質問です。

若干編集させていただいて、掲載いたします。    

 

・「戦争より平和がよい」というつよい訴えは、もっともだが、にもかかわらず、これまでの社会制度で、具体的な平和への策がなされなかったのはなぜか。

や家族を守るということなのか。米国ではそう教えられているのか。

・戦争はどこからが戦争なのか、また、どういうものが戦争なのだろうか。

・真実を見抜くことができりょうになることが、本当の平和教育である、とのことに共感した。それができるよになるために具体的にどういうことができるのか、どういう方法があるのかアイディアを知りたい。

・戦争という「詐欺」を見抜けても、その後、何もできない自分の無力さに気づきます。どうしたらよいのか。

・戦争への「ペテン」を見抜くことに無関心な人びとを巻き込んでいくのに、何が必要か。関心を持つ、やる気のある人たちのみで行動していくのには限界があると思う。

・アメリカの平和教育について知りたい。米国での銃保持についてどう思うか。自分や家族を守るという意味で、平和教育のように教えられているのでしょうか。

・いじめとは、いじめの定義は何か。刻々と変化し、そのこと自体に異和感をおぼえる日々だが、いじめを根絶すると考えることが平和なのか、いじめを現実と受け止め、どう解決するかを考えることが平和なのか、考え込んでいる。

・平和教育の大切さを訴える教育現場で「いじめ」がはびこり、違うことを認められない状況がありますが、教育にできること、教師にできることはなんでしょうか。

・今の教育をあらためるのにはどのような具体策があるか。子どもが何を学びたいのかをひきだす具体策を知りたい。待つことが大事というのだが、今の学校という制度のなかで、待つことができるのか。

・なぜ、学ぶことが喜びではなく、苦痛だと思うようになったのか。大学は自分で学びたいと思うことを選べる場所なのではないか。

・やりたい気持ちをひきだすことが平和への教育には大事で、それが平和教育とのこと。したいことがわからないので、待つ必要があるのはわかるが、ただ待つだけでは、やりたいことは、みつからないし、時間も足りないと思うのですが、具体的にどうしたら、ひきだすことができるのか。

・思考停止状態をどう克服していくために、わたしたちができること、また、子どもたちが克服するためにはどうはたらきかけていくか、知りたい。

・かならずしも、得意な教科が好きな教科ではない、という実態もあるとのことだが、どのような場で、好きな教科が得意な教科になるのか、アイディアはないか。

・高校で英語を教えている。大学入試が変わらないから、高校の授業も変わらないとう話をよく聞きます。ただ、大学の授業は変わっているらしいのですが、どのように変わっているか知りたい。

・今、一番見抜く必要があるのに、見抜けていない、たくみすぎる「コマーシャル」を知りたい。

・学びたいことを学ぶ教育、ペテンを見抜く教育を、日本の義務教育ですぐにできないととしても、どうひろげていったらよいのか。

・事実がくるまれている皮をむくこと、潜められている箱を開けることの楽しさ、皮をむく技術、箱をあけるための知を身につけていくことの楽しさは、誰がどのようにして教えていくのか。

・今の制度では愛することは、学ぶことができていない。勉強ではできないとのことだが、愛することを学ぶ、教育する方法とは、どのようなものか。さまざまな制度があるが、異なる制度で、どうできるか。見てみぬふりをすることをしない、ために何をどう学んだらよいのだろうか。

・体内被爆の影響について、知りたい。何をどう質問してよいのかわかりないが、機会あるごとにうかがってみたい。現実にわたくしの夫は被曝二世です。身体のなかで、戦争は続いているのでしょうか。

・放射線教育は必要か、それはどのような内容か。

・被曝について知りたい。地域的に、どのくらいの放射線量がありますか。わたしたちの勉強したころは、ストロンチウムについてのみだった。ほとんど放射線については知識がありません。

・核兵器の非人道性に関する国際会議がオスロでひらかれるとのことだが、その重要生について、知りたい。