平和教育学習会・懇談会

ちらし
2016年9月チラシ.pdf
PDFファイル 354.9 KB

平和教育学習会・懇談会

ドラマで考える「紛争ってなんだろう?」

〜平和構築の手法のアクティヴ・ラーニング〜

日 時:2016年9月9日(金)午後7時開場 

午後7時15分開始 午後8時45分終了

場 所:広島市青少年センター3階和室 

   広島県広島市中区基町5番61号

定 員:20名

資料代:中高生・大学生 無料 大人1000円

主 催:平和教育地球キャンペーン中四国支部

後 援:広島市

申込み:平和教育地球キャンペーン中四国支部 

 代 表:角崎 祐美 

 事務局:赤松 敦子

 Email:peacemessages555gmail.com

 

平和教育地球キャンペーン中四国支部より平和教育学習会のお知らせです。9月に平和構築についてのワークショップを開催することになりました。講師は笠井綾さんです。以前にも絵で表現するワークショップのファシリテーターをお願いしましたとき大変好評でした。今回は演劇の手法を使った平和構築の手法のワークショップです。東アジア平和構築のための対話の試みにこの手法を使ってこられた体験談もご紹介いただきます。授業でのアクティヴ・ラーニングの活動を考えるヒントにもなると思います。

 また、案内チラシを作成しておりますので、ご希望の方は以下の案内の中にあるメールアドレスにご連絡いただけますでしょうか。

 開催まであまり日数がないのですが、今回は広島市の後援もいただきましたので、機会がありましたら情報拡散にご協力いただけますでしょうか。どうぞよろしくお願いいたします。

 

平和構築とは紛争や問題が全くない状態を目指すのではなく、紛争や問題をどのように解決していくかがカギとなります。このワークショップでは、表現アーツのアクティビティーを通して、普段の生活や社会の様々な人間関係、また国と国との間で起こる力関係や問題の中で、自分はどのように感じ、行動するかをシュミレーションしながら考えます。扱いにくくとらえがちな紛争のテーマを、楽しく体を動かしながら考え対話します。また、日中の学生による対話や、東アジア平和構築のための対話の試みについて紹介します。

 

講   師:笠井 綾(宮崎国際大学国際リベラルアーツ学部講師 / カリフォルニア州認定心理士・心理学博士)

 芸術を臨床、地域活動・支援、教育などに用いる表現アーツセラピーの応用と研究を行う。大学在学中にアート製作に没頭する中で、アートプロセスの持つ力を体験し、表現芸術には癒しと変容の力があり、芸術はカウンセリングや医療の現場でも広く活用されていることを知る。20年の海外生活を終え2015年に帰国、宮崎国際大学を拠点に、表現アーツを用いた文化間の葛藤における対話、平和構築のワークショップを教育の場や地域コミュニティーで提供する活動と研究を行っている。

 2015年夏には広島市で上演されたアートパフォーマンス「黒い雨」に市民アーティストとして出演。毎年夏にアジアで行われるNARPI東アジア平和構築セミナー(台湾)に2016年度講師として参加。

 ヒロシマをテーマに学んだ子供時代に感じた「無力感」に向き合いたいという思いと模索が出前ワークショップ活動の原点。被爆三世。