平和教育学習会 ・懇談会

ー紛争解決の様々な方法—平和構築トレーニングプログラムから

https://www.facebook.com/events/382050675309030/
http://gcpej.jimdo.com/
日 時:2015年3月5日(木)18時30分から20時30分(開場18時10分)
場 所:広島市東区民文化センター中会議室(定員54名)
広島市東区東蟹屋町10-3
http://www.cf.city.hiroshima.jp/higashi-cs/
講 師:奥本京子さん(大阪女学院大学)
資料代:500円(当日会場にて)学生無料
申込み:申し込みフォームにて 
https://ssl.form-mailer.jp/fms/6e79e445210113
主 催:平和教育地球キャンペーン中四国支部  

http://gcpej.jimdo.com/cipe/hiroshima/ 
問合せ:角崎祐美(同支部代表)・赤松 敦子(同支部事務局)
e-mail  : peacemessagestakamori(at)yahoo.co.jp

ちらし:https://ja.scribd.com/doc/255873897/2015年3月平和教育学習会案内
説 明:
7月に広島で開催される日本平和学会で行われる平和教育ワークショップの導入となります。
東北アジア地域平和構築インスティテュート(NARPIwww.narpi.net)は、2011年から毎年夏に2週間の平和実践トレーニングを提供してきています。今まで、コリアの非武装地帯近郊、広島、そして南京、と続けてきましたが、2015年度はモンゴルのウランバートルでの開催のため、現在準備しています。老若男女が数十人集まって、地域の平和のために、「仲良くしっかりケンカ」して、信頼関係を構築します。
このようなNARPIの今までの取り組みと課題について、また、その根幹を支える概念としての「紛争解決」の考え方について、お話しさせていただきます。紛争解決と一口に言っても、さまざまなアプローチが存在します。調停、非暴力介入、平和教育、和解などがありますが、参加者の皆さんと一緒に平和への道を模索したいと思います。また報告者が模索している「芸術アプローチ」についても、触れたいと思います。
講師プロフィール:
大阪女学院大学国際・英語学部教授、NARPI(東北アジア地域平和構築インスティテュート)運営委員長、トランセンド研究会 副会長、非暴力平和隊・日本 理事。専門は、平和学、紛争転換学、非暴力介入論、平和ワークにおける芸術アプローチ。主な著書に、『平和ワークにおける芸術アプローチの可能性:ガルトゥングによる朗読劇Ho’o Pono Pono: Pax Pacificaからの考察』法律文化社、『国際関係入門:共生の観点から』(共著)東信堂、『平和学を学ぶ人のために』(共著)世界思想社、『非武装のPKO:NGO非暴力平和隊の理念と活動』(共著)明石書店など。


東北アジア地域平和構築インスティテュート(NARPI、www.narpi.net

NARPIサマー・平和構築セミナー

2012年広島、2013韓国[o1] [o2] 2014中国[o3] に参加して

服部淳子

 

軍事的に緊張が高まっている東北アジア地域で、平和を願う人々が垣根なく参加できるNGO主催の平和構築の実践的なトレーニングの場として、2011年から夏季に一度、約2週間開催される東北アジア地域平和構築インスティテュート(NARPI)の夏季平和構築トレーニングに、2012年から参加してきました。この平和構築トレーニングは、それぞれ様々な領域で平和を実践しているアジアのファシリテーターによる前半5日間、後半5日間各3コースから選択し、中間に実施される現地のフィードワーク[o4] と空き時間に参加者自身が企画する自発的な語り場やワークショップなどを通し、ファシリテーターと参加者が意見交換し、交流しながら、この地域で平和をどう実践していくのかを学び、体験していく場です。私が現在までに参加したコースは、「トラウマを知り、癒す(トラウマの理解とヒーリング)」、「平和教育の理論と実践」、「修復的正義:ヒーリングと和解をめざして」、そして奥本京子さんが共同ファシリテーターをされた「非暴力コミュニケーションとファシリテーション」です。まさに老若男女が交流し、講義・実習・討論・最終発表などを通じ、友情を育み、平和を築く意志とビジョン、実践へのプロセスを具体的に学べる場だと実感しています。ぜひ広島から、そして日本から、たくさんの方にこの夏季トレーニングを体験していただきたいです。今後さらにこの知識と体験をより豊かな実践に活かしていきたいと思っています。


 [o1]ナルピでは「国」単位ではなく、町とか地域の単位で捉えようとしています。そうすることで、国家間コンフリクトを超越する意図を持っています・・・ちょっとしたコダワリです~!

 [o2]インジェ(非武装地帯近郊)

 [o3]南京

 [o4]フィールドトリップ と呼んでいます。