平和教育学習会・懇談会
世界中での平和教育を促進する広島の「場の力」
日 時:7月2日(日)14:00〜16:00(開場13:45)
会 場:広島市青少年センター第1講義室 (定員40名)
広島市中区基町5番61号
http://www.cf.city.hiroshima.jp/y-center/
主 催:平和教育地球キャンペーン中四国支部
入 場:無料
講 師:レイ・マツミヤさん(ミドル・イースト・プロジェクト大学理事)
演 題:「世界中での平和教育を促進する広島の『場の力』」
内 容:
2016年の夏、中東からアメリカ東海岸の大学に留学している教員12人が広島に平和教育の研修に来ました。これは「夾竹桃プロジェクト」という研修で、平和教育の授業案を計画することを目的としていました。参加者は広島の「場の力」強く感じ、母国に帰国してから平和教育を実践し、6万人以上の生徒たちがこの平和教育の努力の影響を受けています。
「夾竹桃プロジェクト」の成果からも、広島に平和を促進する特別な可能性があることがわかります。まだ更に活かされるべきこの可能性に注目し、世界中の紛争の只中にある地域共同体のために広島のどのような点が平和創造の助けになるのかについて、このプロジェクトの実例からお話させていただきます。講演は日本語で行います。
今年は8月5日にこのプロジェクトの参加者と地元の先生方との交流会を開催しますので、この時に平和教育のアイデアを紹介してくださる先生方を募集しています。今回の講演会・懇談会の後半は参加者の皆さんの実践についてお伺いしたいと思います。よろしくお願いいたします。
講師紹介:米国マサチューセッツ州出身。母は広島県呉市出身。ミドル・イースト・プロジェクト大学(UME)設立(2007年)当初から理事を務める。同大学において41の研究所の監督、計画実施、助成金の確保などを担当。これらの研究所では批判的創造的思考法、交渉と紛争解決法、平和教育などの研究が行われている。そこで、中東や北アフリカの9か国で何十万人もの生徒達に影響を与えてきた2000人以上の教育者、市民社会のリーダーの留学生が研究活動をしている。
UMEのプログラムは、米国国務省高等官からも「国務省が監督している公的な外交努力の中で最もよく計画が練られ、運営され、効果を上げているものの一つ」として賞賛されている。UMEの運営組織はアメリカ合衆国、日本、スペイン・ヨルダン・モロッコなどの数多くのメディアにも取り上げられている。USA Todayという新聞にも「広島は私に未来を見ることを教えてくれた」という題で、特集記事欄に署名入り記事が掲載された。UMEでの仕事に関してハーバード大学、マサチューセッツ工科大学、タフツ大学などに招待され数多くの講演を実施している。
他にも、高校生のための国際交流や地球市民教育を促進するための団体、社会問題の倫理的解決のための企業の運営に関わっている。TEDでも異文化間交流の重要さについて紹介している。
https://www.youtube.com/watch?v=S5LbZ-bxSdo
申込み:
http://kokucheese.com/event/index/472225/
問合せ:角崎祐美(代表)・赤松敦子(事務局)
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