平和教育学習会・懇談会
演劇を通しての平和教育ワークショップ
English
explanation is at the bottom.
日 時:2015年4月5日(日)18時15分から20時15分 (開場18時00分)
場 所:広島市文化創造センターアステールプラザ6階大練習室 (定員30名)
広島市中区加古町4-17 電話:
082₋244-8000 http://h-culture.jp/access/
資料代:500円(当日会場にて)学生無料
申込み:メールで件名に「2015年4月学習会参加希望」と入れて、氏名と所属(学校)をご連絡下さい。
主 催:平和教育地球キャンペーン中四国支部 http://gcpej.jimdo.com/cipe/hiroshima/
問合せ:角崎祐美(同支部代表)・赤松
敦子(同支部事務局)
e-mail:
peacemessagestakamori(at)yahoo.co.jp (atを@に変えてください)
講 師:ジュリー・サルヴァーソンさん クイーンズ大学(カナダ)准教授
内容紹介:「快復力とコミュニティの語り」
このワークショップでは、劇やストーリーテリング(物語の語り)の手法を使って、経験を共有し、状況を分析することをグループで行う手助けをするための簡単なワークを体験的に学びます。これらの手法は、コミュニティ作りのお仕事をしておられる方々、様々な活動を組織しておられる方々、学校の先生方、医療・福祉関係の方々に活用していただけると思います。この手法を体験する過程で、参加者のみなさんは、自分がどういう人間であるのかということや、何が自分にとって大事なことなのかということを他の人に伝えるための今までと違った方法に気づくことができます。劇や語りになじみがない方もどうぞお気軽にご参加ください。講師は英語でお話しますが、通訳がつきます。
講師プロフィール:ジュリー・サルヴァーソン(Julie
Salverson) 作家・劇作家・地域活性ファシリテータ・クイーンズ大学準教授(カナダで最も歴史の長い公立大学)。人々がそれぞれ持っている物語を共有し、地域や組織の問題を分析し、対処するために、創造的な芸術を用いたワークショップや講演会を実施している。創造的芸術と心の傷や癒しとの関係や、証言、歴史の記憶、倫理、創造力について幅広く取り上げた論文や随筆などを数多く出版している。北米先住民のウラン採掘による被曝の取材を続けており、核産業の取材をもとに制作したオペラ「シェルター」が昨年トロントで上演された。核の道を辿った旅を綴ったノンフィクション作品が間もなく出版される。今回は福島の取材のため来日している。「被抑圧者の演劇」(下記注参照)のファシリテータで、この手法をカナダに広めることに貢献した。
ホームページ: https://jsalverson.wordpress.com/
(注)ブラジルの演出家アウグスト・ボアールの提唱した「被抑圧者の演劇」は、社会を変えるための道具として演劇を使う参加型演劇。「必要なのは、われわれが現実を変革することのたすけとなるような演劇なんだ。だれもが行動し、演ずる。意識をもちいて、からだをもちいて。それは、観客を観客という状態から解放することからはじまる」(『被抑圧者の演劇』アウグスト・ボアール著)