2013年8月 山口県岩国市岩国市民会館でのアンネ・フランク展感想

 

アンネ・フランク展 http://gcpej.jimdo.com/link/annefrank/

 

究極の、生き延びることもできない時に、文章に残す、気力、勇気、思いが持てたということに改めて感激・・・。思っていたより太陽は見ていられたんだと思いました。

 

よく隠れられたと思いました。

 

アンネ・フランクについて名前を知っている程度だったのでいろいろ勉強になりました。その当時の様子などが写真と一緒に時系列に流れるので追いやすくひきこまれました。

 

何となく知っていたけれども、具体的・詳細にはほとんど知らなかったので興味深かった。

 

改めてアンネの時代を振り返ると、なんと今の日本の状況と酷似していることか。再度読み直さないと・・(学習しないと・・・)と思わせる展示会でした。

 

先頃、ナチスの話をして問題になった政治家がいました。国民の声を代弁する人があんな平和ボケになってしまったこの国です。これからも命の尊さ、人間同士の戦いの悲しさ、むなしさをぜひ世界中に広げ、伝えていってください。

 

わかるように子どもに説明してもらって、子どもといっしょになり聞きました。子どももとても真剣に聞いていました。

 

戦争のことは重くてまとまった感想は書けません。(と言われた後にいろいろお話してくださいました)

戦争はいけないと思うけれど、止めるために具体的に何をしていいのかわかりません。父も南のサンゴ礁の島に連れていかれて食料の補給もなく、悲惨な目に遭いました。繰り返してはいけないと思うけれど、どうしたらよいのでしょう。

子を思う親の心は同じと思いました。

オスプレイ反対のデモに市外の人のほうが多い気がするけれど、なぜでしょう。

広島の若者のグループの殺人事件のように命を軽く見ている若者が多いことが恐ろしいです。

 

このようなことが二度とないよう希望します。

 

この前の麻生さんの発言と重なりました。

 

素晴らしい活動ですね。国内(地元)にもすばらしい人物(僧月性)がいたので勉強してほしいです。

 

アンネのミュージカルは、明るい、音がよく聞こえるところだけまとめて上映されるといいと思います。写真パネルを見て、ミュージカルを見て、また写真パネルを見直したら、その時々の状況がよりよくわかりました。

 

ヒットラーが人気を得ていく時代の様子が恐ろしいと思いました。

 

大変充実した展示なので、もっと多くの方に見ていただきたいと思いました。英語教育の研修会を開く日程に合わせて自分の住んでいる街でもアンネ・フランク展をしたいと思います。

 

多くの写真とわかりやすくまとめられた説明で、アンネの人生と隠れ家での生活、そして時代背景がよくわかりました。アンネの一生の紹介だけでなく、ヒットラーが景気をよくするぞと言って、高速道路などの新規公共事業で雇用を増やしたりして人気を得て、独裁体制や差別による殺戮システムを作っていく過程がわかりやすく説明してあるパネルですね。

 今の日本も同じような流れにあるような気がしますが、「しかたがない」とか「どうしようもない」ですまさないようにするにはどうしたらよいのでしょう?

 私は一人でも多くの人、特に子どもたちに、このような権力者の理不尽さや、戦争でどちらの国民も悲惨な目に遭うことを実感させるお話や写真などの情報を伝えて、ヒットラーが政権を握った時も得票率は約33%しかなかったことなどを紹介し、ちゃんと選挙に行って、「景気をよくする」とか「雇用を増やす」とか甘い言葉に騙されないで本当に普通の人々の生活を大事にする代表者を選ぶことの大事さを認識してもらうことぐらいしか、今の自分にできることは思いつかないのですが、もっとマスコミに働きかけるとかいろいろな方法を考えて行動するべきなのかもしれないですね。

 

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