#111

2022年6月11日~7月13日

東京女学館中学校高等学校

 

中高図書館にて、ホロコーストに関連する本の展示を行った。中学3年国語科では、『アンネの日記』を課題図書とした。

 

報告者まとめ

 本校ではおよそ20年ほど前に、本校卒業生である故黒川万千代氏が、広島県福山市の

ホロコースト記念館から「アンネのバラ」を届けたことをきっかけに、バラの世話をし

ながら平和を学ぶ「アンネのバラ委員会」があり、中学1年から高校3年までの約80

名が参加している。その委員会の活動の1つとして、拝借したパネルを1ヶ月間展示

した。校舎の入り口にあるホールのところに、委員たちが立てたパネルを並べ、生徒・

教職員・保護者会などで来校した保護者・学外からの来校者らが毎日観覧した。自由に

観覧でき、多くの生徒たちが行き交う場所であったため、休み時間などに立ち止まって

見ている姿が多く見られた。また、保護者会や面談のために来校した保護者たちもじっ

くりと読んでいた。また、学外から来校した図書関係者から、これはどのような経緯で

行われている展示なのかといったお問い合わせがあり、その対応も行った。

 写真が多い展示は多くの生徒にとって、わかりやすかったようである。その写真を見

ながら、友人たちと感想を話しながら説明を読むなどし、本校の中でも、アンネのバラ

委員以外の生徒たちにも、ホロコーストのことや平和のことなどを、自然に考えるよい

機会になった。

Report from Tokyo Jyogakukan with students comments
Report from Tokyo Jyogakukan with students comments
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#112

聖母の騎士高等学校(長崎県長崎市)

聖母の騎士高校学園祭および 「ホロコースト記念館」オンライン見学

 

報告者まとめより

 今回は、学園祭の一環として「アンネフランクパネル展」を企画した。本校は2年前より「アンネのバラプロジェクト」と題して、本校にある「アンネのバラ」を平和の象徴として育て、希望する方にお配りする平和活動を行っている。今回の学園祭は本校の原点に立ち返り、本校の創立者聖コルベと関わりのある「ホロコースト」や「アンネフランク」について学び直す機会とした。

 ただ新型コロナウイルスの感染拡大防止策として、保護者や一般の方の見学をお断りしたため、見学者が非常に少なくなったことが残念であった。

 当日はじっ くりと見入っている生徒も多く、中には40分ほどかけて見学した 生徒もいた。事前にある程度の知識はあったと思われるが、当時 の写真が多く残っていることに驚かされ、また詳細な解説に理解 がしやすかったようだ。アンネや家族の人生を一変させた戦争の 悲惨さ、その中でも懸命に生きようとしたアンネの姿に、改めて 心をうたれた。

 

#113

あいち野地工房 2022年5月

アンネ・フランク展を終えて

加藤(粟代・山の学校)

  「加藤さん、アンネ・フランク展をやってはどうですか!」

 名古屋の知り合いの方から、アンネ・フランク展のことを教えて頂きました。

 はじめは、町で購入してほとんど活用されていない「広島・長崎の原爆パネル」の展示を計画していました。2007年に閉校になった木造校舎の旧小学校を会場に、平和を伝える企画ができたらと妻と話していたからです。

 早速、大阪・高槻市の高木さんに電話をして、快く「開催」の了解を頂きました。しかし、その後の「コロナ禍」でこちらの準備も遅れ、開催日程を何度も変更して頂き、昨年10月にやっと開催することができました。

 特に「実行委員会」のような方法は取らなかったので、準備も含めて私と妻の「二馬力」と言う状態でした。しかしつながりのある「社会福祉協議会」の職員の方が、休みを取って準備に参加してくれて、大型のパネルや会場の設営など助けて頂きました。

 開催期間はわずか3日間でしたが、案内チラシや口コミで101名の方が来てくれました。人口が3000人に満たない過疎地域での開催で、マスコミなどの周知もないなかでしたが、来て頂いたほとんどの方が1時間近く(またはそれ以上)かけて、パネルや書籍などをじっくりご覧になりました。特に昨年2月からのロシアによる「ウクライナ侵攻」のニュースに、78年前のアンネ・フランク一家の出来事が重なって感じられたと思います。

 当日会場はユニセフへの募金も含めて、協力のお願いをさせて頂きましたが、多くのカンパを頂きユニセフに送金しました。また「次回はもっと多くの人に知らせて、もう一度開催してもらえないか」の暖かい言葉も頂き、「いろいろ大変だったけど、開催して良かったなあ」と「二馬力」で話しました。

 当日、寄せられた会場アンケートからの一部抜粋を紹介します。

「今回のパネル展を子どもと見れたことがとてもうれしかったです。我が子にも戦争の恐ろしさや悲惨さを、このパネルやアンネの言葉から感じていると思います」

「いまのロシア等のこともありますが、私たちの周りが平和すぎていることに改めて気づかされました」

「現代の世界での人間の醜さが再現されているようだ」

「数十年前の出来事が全く鮮明に写真で提示されたことに驚きました」

「ちょうど学校(中学校)で第2次世界大戦を勉強しました。パネル展を見て、いかに多くの人たちが犠牲になり苦しんだか改めて知りました」

「久しぶりに胸の高鳴りを感じました。怠惰な日常に押し流されている自分を強烈に認識させてくれるのに充分なパネル展でした」

「ナチスの洗脳や情報操作でのコントロールは、中国やロシアの独裁的政権がすぐ思い浮かぶけれど、もしかしたら日本の民衆も上手にコントロールされているかもと寒気がした」

「日々の忙しい中で、いつの間にか自分がいかに恵まれているか、自分のことしか考えていなかったと反省する時間になりました。アンネのように希望を持って生きること、これを忘れないようにしていきたいと思います」

「来て良かったです。もっと多くの人にも見てもらいたいと思いました」

「世界の人々、一人ひとりの人権が尊重されることを願っています。そのための一人ひとりの行動が求められています」

「現在、アンネの時代と同じようなことが続いていることを淋しく思います。よい時代が早く来ることを望みます」

「戦争や人種差別は絶対やってはいけないとつくづく思いました」

「アンネの日記は話として知っていたが、パネルの写真や資料を見てやっぱり物語ではないと知りました」

「すごくこわかた。せんそうをしたくないと思います。けいむしょに行って死にたくはないです。どうして、せんそうをして、人をいじめたり、ころしたりするのかなと思いました(8歳)」

「子どもと来ました。改めて戦争の怖さや悲惨さを考えました。アンネの強さにも心打たれます。自分の子どもも、いま何を感じるだろうか。大人になった時に思い出して、考えたりして欲しい」

「人権侵害・差別・貧困など、悲しいことにアンネの時代と同じことがこの世界で繰り返されている」

「とにかく〝忘れてはならない〟〝知っておかなくてはならない〟と感じます」

「戦争は絶対にいけない。ただそれに行きつくには理由と原因が必ずある。いまのロシアとウクライナにも言えることだが。多くのことを考えさせられた今回の企画に感謝します」

「早く皆が幸せに暮らせるようにと強く望みます。子どもが大人の感情に振り回されて、命を落とすことはやりきれない。子どもたちの未来に幸あれと、大人の責任を感じます」

 

#114

2022年11/9(水),12(土),14(月),18(金),19(土),20(日),23(水祝),25(金),26(土),27(日)

主催:旅するYogiYogi 

会場:アートスペース ブランコ(大阪府茨木市奈良町6-4)

 

#115

2022年12月6日(火)~12月9日(金)

東根市立東根中部小学校

https://chubu-higashine.edumap.jp/

 

感 想:

〇とても充実した内容でした。

〇素晴らしいものを見せていただきありがとうございました。

〇ぜひ子供たちにも見てもらい、今の自分をかえりみる時間を取ってほしい。

〇アンネフランクはとても大変な体験をしたのだと思った。

〇高校生の時、英語のレポートで「アンネの日記」を読んだことはあるのですが、ここまで詳しくは知りませ

んでした。平和を願う気持ちが一層強くなりました。

〇貴重な資料の数々を見せていただきありがとうございました。何度見聞きしても極悪な出来事です。忘れてはいけないです。

〇文字が小さくて少し読みにくかった。

報告まとめ  

  東根中部小学校のシンボルは、「アンネのバラ」です。児童一人一人に「思いやりの心」を育てるシンボルとして、大切に育て、毎年、きれいな花を咲かせています。

今回、大変貴重な機会をいただき、本当にありがたいと思っています。アンネ・フランクについてこのように詳しい資料を目にすることはなかなかありません。

戦争の悲惨さの中にアンネ・フランクの優しさが垣間見れました。児童のじっくりと見入る姿が印象的でした。

授業参観に合わせて開催したことで、保護者の方からも見ていただくことができました。親子でアンネ・フランクについて話してみたいという感想を多くいただきました。

これをきっかけに、東根中部小学校の児童・保護者が思いやりの心をもってくれると思います。

このような貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。

 

ANNE FRANK Panel Exhibition Report

Higashine City Higashine-chubu Elementary School.

https://chubu-higashine.edumap.jp/

from Tuesday, December 6th, 2022 to  Friday, December 9th, 2022

 

Reporter Summary 

The symbol of Higashine Chubu Elementary School is "Anne's Rose". As a symbol of cultivating a "sympathetic heart" in each child, it is carefully nurtured and blooms beautifully every year. I would like to express my sincere gratitude for this precious opportunity. It is rare to find such detailed information about Anne Frank. A glimpse of Anne Frank's kindness in the misery of war. It was impressive to see the children's attention. Parents were able to see it by holding it in conjunction with class visits. We received many impressions that parents and children would like to talk about Anne Frank. I hope that this will help the children and parents of Higashine Chubu Elementary School to show their compassion. Thank you very much for giving me such a precious opportunity.

By Mr. SHITARA Hiroyuki (vice principal)

 

Feedbacks

・It was very fulfilling.

・Thank you for showing us something wonderful.

・I would like the children to take a look at it and take the time to reflect on themselves.

・I thought Anne Frank had a very difficult experience.

・When I was in high school, I had read "Anne Frank's Diary" in an English report, but I didn't know much about it. My desire for peace grew stronger.

・Thank you for showing me the many valuable materials. No matter how many times I hear about it, it's a terrible event. Don't forget.

・The text was small and a bit difficult to read.

 

#116 

2022/12/16~23,2023/01/09~/02/06

取手市立戸頭中学校   

https://www3.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=0820004

 

   本校で実施している平和教育の一環として、イスラエル・ガザ地区の子供たちのパネル展に続けて実施した。中学校2学年の道徳の教科書に取り上げられている杉原千畝のエピソードを学習したあと、なぜ杉原千畝はあれ程までしてビザを書き続けたのかを考えさせるため、ホロコーストなどの記録写真集などを用いて授業を展開し、その中でアンネの日記のことばからいくつかのものを紹介した。この学習をした後の展示であったため、興味深く見入った生徒が少なくなかった。全員の生徒の感想を求めることはしなかったが、大きく心に残るものがあったようである。生徒6名からの感想を添付する。なお、パネル展示に当たり、学校司書の協力により、取手市立図書館からアンネフランク関連の書籍を多数取り寄せ、図書館内にアンネフランクハウスの模型と同時に展示した。

 

生徒・訪問者の感想

 私は、アンネの日記を読んで当たり前の素晴らしさを感じました。 戦争のない今がどれほど幸せか、どれほど恵まれているか私は今までよくわかっていなかったように思えます。今の生活の中で戦争というものに触れる機会があるとすれば、日々報道されているウクライナとロシアの戦争です。私はニュースで見るたびに心が痛みます。報道で触れるだけでもそれなのに、私よりも年下の女の子が戦地でどんな生活を送っていたかを知ると驚きがたくさんありました。それと共にアンネの勇敢さ、13歳という年齢で日記を書き始めた行動力にも驚かされました。 もし自分がアンネと同じ状況に置かれたら何もできずに時が過ぎていくのを待つことしかできないかもしれません。戦争は私には関係のないことだと思わずに日々を過ごしていこう。新型コロナウイルスの影響で思うような学校生活が送れない日々が続いていますが、これからは今の平和な日常により感謝して生活していきたいと思います。(2年 寺田結菜)

 

 私はアンネの日記のパネルを読んで、現実とは思えないほど恐ろしい出来事があったということを知ることができました。また、つらい境遇と向き合いながらも、日常にある小さな幸せを見つけたり、ささやかな恋をしたり、アンネがいつも前向きに生きていたこともわかりました。 この日記に触れて、「私は何と幸せな人生を送ることができているだろう」と感じることができました。アンネは日記の中で、「寝床のランプに火が付いたこと」や「カーテンの隙間からもれる光がきれいなこと」など、ほんの些細なことを幸せと呼んでいました。そのことから、私も当たり前すぎて見えていなkあった小さな幸せに気付くことが出来ました。アンネの日記のパネルを読んだことは、これからの人生をどのように生きていくか考えるきっかけとなりました。アンネは「人が本当に死ぬときは、人に忘れられた時である。」「私の望みは死んでからもなお生き続けること。」と言っています。 私は、読んだことのない人、読んだことのある人、様々な人たちとアンネの日記について語り合いたいと思いました。 私は、差別のない世界になることを心から願っています。 このパネルから学んだことを、今後の人生に活かせるようにしたいと思います。パネル展示の機会を頂き、ありがとうございました。 (2年 池田 和弥)            

 

 私は、アンネ・フランクについて、「アンネの日記」で知っていましたが、その中身について詳しくは知りませんでした。私は、その日記が楽しい日常におけるものだと思っていました。 今回、アンネとドイツに関するパネルが廊下に掲示され、見させていただきました。初めて見た感想は、「こんなことがあっていいのか」という絶望にも近い感覚でした。また、ナチスドイツに対してとても腹立たしくなりました。隠れ家に住んでいた時期から、逮捕されてからの地獄のような生活を日記に書こうとしたアンネの意志の強さや、その日記を世に出そうとしたオットー・フランクの家族愛に圧倒されました。アンネの生き続けたいと願っていた心は、現在の新型コロナウイルスのパンデミックに生きる世界中の人々が学ぶべきだと思います。どんなに苦しくても、アンネのような日々死と隣り合わせで不衛生な生活とはほど遠い。現代の生活に不満を持つことなく、幸せでとても平和であることを実感しました。                            (2年 竹森 健人) 

 

 私が「アンネの日記」を知ったのは、道徳の授業の時でした。ナチスドイツによるユダヤ人の迫害。 以前テレビ番組の特集で、私は過去の悲惨な歴史を知りました。「日記」。現在の私たちにはあまり馴染みのないものです。しかし、アンネにとってそれは生きがいであったことを知りました。日記の中に架空の友達を作っていたことも知りました。アンネは私たちと同年代の13歳です。私たちが学校で生活しているとき、アンネは隠れ家で生活していたのです。とても複雑で、悲しい気持ちになりました。日記の最後、私たちが日記を書かなくなるのは書き留めておくことがなくなったときです。 

 アンネの日記の最後。これは著者の死を意味します。時代、場所が少し違っていれば、私たちにだって、ナチスの指導者にだって、訪れていた恐 怖です。そう考えなければ、とても自分事としてとらえることのできない事実です。この作品のことを知って、世界平和の大切さ、人一人の命の重さについて深く考えさせられました。日記の最後の意味が「日々の充実」である世の中になることへの願いを過去から伝えられていると感じました。 (2年 野川 祥太)

 

   私がアンネの日記を読んで考えたことは二つあります。一つ目は、戦争は絶対に起こしてはならないということです。このことは(アンネの日記を読む)前から分かっていたのですが、実際に起こった戦争から逃れるアンネのことを学んでからは、もっと深く考えられるようになりました。 二つ目は、命の重さや大切さについてです。このことも最初から分かっていたのですが、強制収容所で苦しく辛い思いをしたアンネのことを考えると胸が締め付けられる感じがします。また、(アンネは)私たちと同年代である(同い年)にもかかわらず、隠れ家の中で必死に恐怖に耐えて、そんな状況の中でも(それでも)夢を追い続けたアンネはとても強いと思いました。私は、アンネの日記を読んで、戦争は恐ろしく残酷で、起こしてはならないこと、命はとても大切で乱暴に扱ったり傷つけたりしてはいけないことを改めて学びました。また、人種(種族)や宗教、文化が異なっても同じ人間だから差別などを決してやってはならないことも学ぶことができました。 

(2年 斉藤花音)

 

♯116

2022/12/16~23,2023/01/09~/02/06

Togashira Junior High School, Toride-shi

Home Page:https://www3.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=0820004

 

Report summery:

   As part of our peace education, we followed a panel exhibition of children from the Gaza Strip, Israel.After studying the episode of Chiune Sugihara, which is featured in a morality textbook in the second grade of junior high school, in order to make students think about why Chiune Sugihara continued to write visas for so long, we developed a class using a photo book of records of the Holocaust and other events, and introduced some of the words from Anne's diary.

Since it was an exhibition after this study, many students looked at it with interest.

   He did not ask for the impressions of all the students, but it seems that there was something big and memorable. Feedback from six students is attached.

For the panel exhibition, with the cooperation of the school librarian, a large number of Anne Frank-related books were ordered from the Toride City Library and exhibited at the same time as a model of the Anne Frank House in the library.

 

Comments by students and visitors

   I knew about Anne Frank from The Diary of Anne Frank. I thought the diary was a fun part of everyday life. This time, I heard from the Dutch Embassy that a panel about Anne and Germany will be posted in the hallway, so I watched it. When I saw it for the first time, I despaired, "Is this okay?" I also became very angry with Germany. From the time she lived in hiding, I was overwhelmed by Anne's willingness to write about her hellish life after her arrest in her diary, and by the love of family of Otto Frank who tried to share the diary with the world. I believe that Anne's desire to stay alive should be learned by people around the world in this era of the COVID19 pandemic. No matter how hard it is, it is far from an unsanitary life like Anne's, where death is next to every day. I realized that I was happy and very peaceful, without being dissatisfied with modern life.                 (Kento TAKEMORI, 8th grade)

 

    I read the panel of Anne’s diary and learned that there was such a terrible event that I couldn’t believet coming out of the curtains it was real. From Anne’s diary, I was able to see that I actually live a happy life. In her diary, Anne called happiness that the lamp on her bed was lit, the light coming out of the curtains was beautiful, and everything that ware really trivial to me. From this, I was able to realize a small happiness that I couldn’t see because it was too obvious. After reading the panel of Anne’s diary, I had an opportunity to think about how to live my life in the future. Anne said, “ When a person really dies, it’s when they are forgotten by someone.”  “My hope is to continue to live even after I die.” I want to talk to people who have read Anne’s diary and people who have never read Anne’s diary.  While Anne was facing a difficult situation, she found small happiness in her daily life, made her first love, and lived a positive life. I woud like to make use of what I learned from this time in my future life. I hope to live in a world without discrimination. Thank you for exhibiting the panels.

(Nagomi IKEDA,8th grade)

 

   I learned about Anne Frank’s diary in Moral Education’s class/ The Murder of Jews by Nazi Germany.  I learned about the tragic history of the past through a special feature on a TV program. “Diary” It may not be very familiar to us. However, I learned that for Anne, it had become a reason to live. I also learned that she had imaginary friends in her diary. Anne was thirteen years old, our age. While we were at school, Anne was living in hiding. I felt so complicated and sad. The end of a diary means when we run out of things to write down. The end of Anne’s diary means her death. If the time and place were switched, we would also fear the danger. If we don’t, it’s a fact that we can’t have an image of our own reality. When I learned about this work, it made me think deeply about the importance of world peace and the weight of each person’s life. I felt that the past has told us that the last meaning of the diary will be “ The fulfillment of our daily lives.”                            (Shota NOGAWA,8th grade)

 

   When I read Anne Frank's diary, I felt the natural beauty of it. I don't think I've ever realized how happy and blessed I am without war. The part of my life that touches on war now is the war between Ukraine and Russia. My heart aches every time I see it on the news every day. However, when I found out what a girl younger than me was doing there, I was very surprised. At the same time, I was amazed by Anne's bravery and her ability to take action when she started writing a diary at the age of 13. If I were put in the same situation as Anne, I think that I can do nothing but wait for time to pass. Let's go about our days without thinking that the war has nothing to do with me. Due to the influence of the new coronavirus, there are many days when I can't live my school life as I want, but from now on, I would like to live my life with more gratitude for my peaceful life.                    (Yuna TERADA,8th grade)

 

   I have two thoughts after reading “Anne's diary”. The first is that war should never be started. I knew this before reading Anne's diary, but after learning about Anne fleeing a real war, I was able to think more deeply about it. The second is about the weight and importance of life. I knew this from the beginning, but when I think of Anne's suffering in Auschwitz and Bergen-Belsen concentration camps, I feel a tightness in my chest. Also, I thought Anne was very strong, even though she was the same age as us. After reading “Anne's diary”, I once again learned that war is horribly cruel and should not be caused, and that lives are very precious and should not be treated roughly or hurt. I also learned that even if we are of different races, religions, and cultures, we should never discriminate because we are all human beings.                                                             (Kanon SAITO, 8th grade)