平和教育学関東フォーラム
【テーマ】「平和教育へのアカデミックなアプローチ」
【日 時】2016年11月20日(日)13時〜18時(12時30分開場)
【趣 旨】本年8月20日に京都教育大学で「平和教育学関西フォーラム」が行なわれましたが、その関東版を開催いたします。以下は、その時の呼びかけ文です:
「日本の平和教育は第二次世界大戦後から今日まで広く行われてきました。しかし、個別の平和教育論や平和教育実践は多くあっても、それらのアカデミックな整理は充分とはいえません。平和教育の発展のためには、平和教育をばらばらな理論と実践に留めておくのではなく、『平和教育学』と呼べる学問的領域を拓く必要があります。平和教育学では、平和教育の実践と理論について研究し、平和教育実践を理論面から支えるための学問的知見を体系化することを目的としています。アカデミックな立場から、平和教育の体系化を進め、平和教育学として発展することが望まれています」(村上登司文)
同様のフォーラムを今回関東でも開催することになりました。「平和教育学」の構築へ向けての研究者ネットワークが広がることを期待しております。
竹内久顕(東京女子大学)
【場 所】東京女子大学 9号館2階(9202室)
*注意:当日、入試が行なわれていますので構内ではご静粛にお願いします
*アクセス:http://office.twcu.ac.jp/univ/access/
【発表者募集】当日の報告希望者を募集いたします(大学院生、実践者可)。「発表」「話題提供」のいずれかで、タイトル(仮題でも可)をお知らせください。時間・内容などは募集後に調整いたします。希望者は、10月末日までに、竹内までご連絡ください。なお、8月の関西版とあわせて、オンデマンド印刷による発表概要報告集の刊行も準備します。
*竹内久顕:htake[@]lab.twcu.ac.jp
関西平和教育学フォーラム
テーマ:「平和教育へのアカデミックなアプローチ」
http://kyoiku.kyokyo-u.ac.jp/gakka/murakami/PEG/16ForumAnnai.html
日 時:2016年8月20日(土)
午前10時30分から午後4時00分
【午前10時00分開場】
場 所:京都教育大学F棟F21教室
京都市伏見区深草藤森町1
http://www.kyokyo-u.ac.jp/access/access02/
JR奈良線JR藤森駅下車徒歩約3分
京阪本線墨染駅下車徒歩約7分
発表題目:発表と質疑・討論
10:30-11:30 基調提案:村上登司文 「平和教育学の展開」
11:30-12:00 意見交流
12:00-13:00 昼食休憩
13:00-14:30 基調報告:野嶋 大輔「世界秩序を構想する学習による平和教育の再構築―中等教育におけるカリキュラム開発と実践―」
14:30-15:30 竹内 久顕「平和教育のためのカリキュラムマネッジメント-学習指導要領に準拠した平和教育の試み-」
15:30 -16:30 情報交換、今後の取り組み
参加費:無料
申込み:フォームにて
https://ssl.form-mailer.jp/fms/6e79e445210113
主 催:平和教育学研究会
(配布冊子『平和教育の授業づくり-戦争を知らない教師が平和教育をどう行えばよいか』)
協 力:平和教育地球キャンペーン
http://gcpej.jimdo.com/cipe/kansai/8/
日本の平和教育は第二次世界大戦後から今日まで広く行われてきました。しかし、個別の平和教育論や平和教育実践は多くあっても、それらのアカデミックな整理は充分とはいえません。平和教育の発展のためには、平和教育をばらばらな理論と実践に留めておくのではなく、「平和教育学」と呼べる学問的領域を拓く必要があります。
平和教育学では、平和教育の実践と理論について研究し、平和教育実践を理論面から支えるための学問的知見を体系化することを目的としています。アカデミックな立場から、平和教育の体系化を進め、平和教育学として発展することが望まれています。
今回の「平和教育学フォーラム関西」では、平和教育研究の進展を広く共有することを目ざしています。まず、歴史的に平和教育学の展開を振り返ります。つぎに、平和教育実践について具体的に検討します。今回は、平和学と教育学を具体的にどうつなげていくのか、高校社会科でのカリキュラム開発を事例としてみていきます。そして、学習指導要領のもとでの平和教育のカリキュラムマネッジメントについて報告を受けて、意見交流を行います。
参加者が、できるだけ意見を交流し、平和教育の内容や方法にアカデミックに接近ができることをめざしています。
村上 登司文 京都教育大学教育学科
平和教育学研究関西フォーラム
発表者募集・終了しました。
*自由論題発表(時間は20分間・質疑を10分間とします)希望者は7月24日(日)までに要旨(500字程度)をフォームにて投稿してください。諾否を7月末に連絡いたします。
*学術研究としての平和教育学を構想するための契機となるよう発表者および参加者を呼びかけます。これまでの平和教育の実践にたいして、理論的な視座のもと、さらなる発展が期待されています。それぞれの領域・課題をつなぎ、現場にも還元できるようフォーラムを実施いたします。なお11月20日(日)には東京での開催を予定し、オンデマンド印刷による発表概要報告集の刊行も準備します。