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平和教育地球キャンペーン
1999年5月、21世紀を目前に世界各地から700団体から8000人が参加し、オランダのハーグで「ハーグ平和アピール市民会議」がひらかれました。そこで、平和の実現には、平和教育が不可欠であるとのことから、平和教育を推進する「ハーグ平和アピール平和教育地球キャンペーン」(GCPE)が始められました。日本でも教育関係者をはじめとした有志によって「平和教育地球キャンペーン」(GCPEJ)が組織され、活動をおこなってきています。
「ハーグ平和アピール市民会議」では、すべての教育機関が平和教育の取り組みをすすめることが宣言されました。この取り組みは、平和への関心を持つ教育者個人や教育 NGOはもとより,国際的な連携のもと、アジアやEUなどの国際地区,国内や地域の市民や教育関係団体によってすすめられることになっています。あらゆる機会に、ユネスコの原理・原則にもとづいて、これまでのさまざまな教育の機会で蓄積されてきたゆたかな平和教育の実践や教材を広める活動をすすめることが求められます。また、各国地域の教育省や行政などの研修機関が平和教育を制度化するよう、働きかけをおこなっていきます。
平和教育地球キャンペーンの目標は世界中のあらゆる教育が平和の文化のための教育をすすめることにあります。
平和教育地球キャンペーンは「平和の文化」の実現の推進にもかかわります。平和の文化は,世界の市民が地球的問題を理解し,さまざまな対立を建設的に解決する技能を身につけ,人権やジェンダー,民族に対する平等の国際水準を知り,実践し,文化の多様性を認め,地球そのもの、またあらゆる生物を尊重することを目標とします。
国際的水準のもとで、持続的で,組織的かつ系統的な平和教育なしには平和は実現できません。ユネスコ加盟国によって1974年にだされた「国際教育勧告」、また1994年にだされた「平和・人権・民主主義教育に関する総合的行動綱領」において、平和教育の展開が必要であるとされています。しかしながら、現在、世界で、平和教育は十分推進されているとはいえません。今後とも各国政府や議会、教育省などの教育機関が義務を果すように要請していかなければなりません。
ハーグ平和アピール平和教育地球キャンペーンからの提言
淺川 和也 (東海学園大学人文学部[当時])
Kathy 松井 (清泉女子大学)
代 表
松井 ケティ
顧 問
ベティ・リアドン [ interview ]
/ 武者小路 公秀 / 藤田 秀雄 / 堀尾 輝久
幹 事
淺川 和也(事務局)
赤松 敦子 / 伊藤 武彦 / 君島 東彦 / 小島 健太郎 / 杉田 明宏 / 竹内 久顕
名誉会員
馬場 千枝子
事務局
清泉女子大学地球市民学科・松井研究室(品川区東五反田 3-16-21)
Tel: (03) 3447-5551, Fax: (03)3447-5493
e-mail: hapgcpej@gmail.com
支 部
平和教育地球キャンペーン中国四国支部
代表 角崎 祐美(広島)
赤松 敦子(山口):peacemessagestakamori@yahoo.co.jp )