5・18光州民衆抗争30周年・2010年特別シンポジウム「抵抗と平和」


2010年4月30日(土)―5月2日(日)

<韓国全南大学校民主・人権・平和センター主催、日本平和学会共催> 

■第1日:4月30日(金)

基調講演:ハン・セウン(咸世雄)神父(民主化記念事業会理事長)

特別講演:「光州30年から見た東アジアの平和人権」除勝(立命館大学)

部会 I 「国家暴力の犠牲者と追悼のあり方

           ―死者の祀りを国家権力ではなく、民衆の手に」

報告1)「国家暴力の犠牲者と追悼のあり方

           ―死者の祀りを国家権力ではなく、民衆の手に」辻子実(NCC)

  2)「犠牲と追悼―終わりなき喪のために」高橋哲哉(東京大学)

  3)「戦死の追慕から戦争実体の洞察へ」チョン・ホギ (民主化運動記念事業会)

  4)   オ・ユソク (聖公会大学校) 

部会 II「抵抗と民衆文化の表現

           ―平和を創造する抵抗の文化とは何か」

報告1)「光州の死―<抵抗のかたち>から、

      東アジアの再生―<平和のかたち>に向けて」古川美佳・富山妙子

      2)「前に光州に来たとき」黒川創(作家)

      3)「歴史、そして記憶すること」イムチョル(林哲宇) (小説家) 

      4)「抵抗と平和そして美術」ユン・ボンモ(尹凡牟) (瓊園大学校・美術評論家) 

■第2日:5月1日(土)

部会 III「光州民衆抗争と日本」

            ―光州民衆抗争が日本の社会と運動に与えた影響をふりかえる」

報告1)「光州民衆抗争が日本社会と運動に与えた影響をめぐって」

      武藤一羊(ピープルズ・プラン研究所)

      2)「在日朝鮮人が見た光州事件」尹健次(神奈川大学)

      3)「韓国の民主化運動と日本」金景南(前韓国キリスト教問題研究院長)

      4)「5.18民衆抗争と日本の言論」ホン・ソンウプ (全南大学校) 

      5)  パク・ソンウォン (延世大学校)

部会 IV「東北アジア国際政治の中の光州民衆抗争

            ―現代の世界政治の中における「光州」の意味を考える」

報告1)「光州民衆抗争と日米韓国関係」李鍾元(立教大学)

      2)「光州、英語のメディア、帝国の性格」

            John Price (カナダ・ヴィトリア大学) 

      3) 「光州民衆抗争、そして東北アジア地域共同体構想に対する省察」

        ユン・ヨンドク(全南大5.18研究所)

      4)「国家、暴力、共通感覚:

            東北アジアの歴史経験と光州抗争についての小考」

        キム・ハン(金杭)(高麗大学校民族文化研究院) 

      5) キム・ジェグァン (全南大学校)

場所:韓国・全南大学校(光州市)

■第2日:5月1日(土)夜

   ホン・ソンダム(洪成潭)「5月光州美術展」オープニング・レセプション

   場所:光州市美術館第2別館 

■第3日:5月2日(日)

 光州民主化運動遺跡地フィールドスタディ

 5・18国立墓地・望月洞墓地、5・18自由公園・軍事法廷・収容所

 光州学生運動記念塔、全南道庁